B.T.F/02

ルリ ……あ、いらっしゃい
ロミオ ・・・ん
ルリ (パンケーキの焼ける匂い)
ロミオ ・・・クンクン
ロミオ ・・・は、はらへった・・・
ルリ ……ふふ。ちょうどよかったかな (パンケーキが4枚皿に乗っている)
ロミオ ・・・うは。
ロミオ ・・・よし、くおう
ルリ ……今日は、フランカさんからイチゴもらったから。クリームと一緒につけてあげるね
ロミオ イチゴか・・・やった。へへへ
ルリ ふふ。……あっちで食べようか……持ってくよ
ロミオ ん、じゃあ・・・いこう
ルリ うん
ロミオ イチゴかー・・・
ルリ (机にパンケーキの皿と、フォークを置きながら) ……イチゴ、好き?
ロミオ ん、好きだよ・・・つか、果物は何でも好き。
ルリ 何でも? ……そっか。覚えとく
ルリ 食べてて良いよ。……お茶、持ってくる
ロミオ うん・・・いただきます。
ルリ はい……召し上がれ。……ふふ
ロミオ (フォークを取り、さっそくイチゴを刺し
ロミオ ・・・ん、すっぱ、あま・・・
ロミオ ・・・う
ルリ あはは。すっぱかった?
ロミオ ・・・甘酸っぱかった
ロミオ ・・・んまいイチゴだ
ルリ 良かった。……ふふ、可愛い
ロミオ ・・・う。(パンケーキを刺し、口へ運びつつ
ロミオ ・・・かわいくない
ルリ (前よりは少し慣れた手つきで紅茶を淹れ、カップを横におく)
ルリ ……そう? じゃあ……愛らしい、とか
ロミオ ・・・あ、うーん、む・・・・・・モグモグ
ロミオ ・・・クールじゃないなぁ、なんだか・・・ムグムグ
ロミオ (若干照れつつ、パンケーキを食べ続けている
ルリ ……クールじゃない……って。……もともとだと思うけどな。……ふふ
ルリ ………… (ふと、右腕に目を留め、凝らすように見る)
ロミオ ・・・ん、気になるか・・・
ルリ …………少し。……ううん。とても
ルリ ………………はは。ごめん……食べ終わるまでは待つから……ゆっくり食べて
ロミオ ・・・んー・・・(フォークをくわえると袖を捲り上げ、右腕を露にし。傷を隠すように貼ってある防護スキンを剥がす)
ルリ へっ、えっ?
ロミオ ん、今はまあ・・・ただの傷、だな
ルリ …………そ、う。…… (そっと、傷をなぞるように触れる)
ロミオ ・・・ん(手首から肘へ這う大きな傷跡を、触れやすいようにルリへ向け)
ロミオ ・・・動かしたりするのには、支障は無いんだけどな
ルリ ……大きく、残っちゃったね (向けられた傷痕を、手のひらで撫でる)
ロミオ ・・・ん、まあ・・・しょうがねえよ。俺の油断だ
ルリ ……ん……でも、……痛そう
ロミオ 普段はそうでもないんだけど・・・これな、武器を作動させたり、PSEを感知するとむず痒くなるんだ・・・
ルリ …………
ルリ ……フォトンブラストの、とき、は
ロミオ ・・・嫌なものが、あふれる。そんな感じだ
ルリ …………そ、う。…………
ロミオ ・・・スキンの上に、赤黒く光が漏れるんだ・・・傷の形に。
ルリ …………光……
ルリ …………D因子、が……?
ロミオ ・・・わかんね。けど・・・
ルリ ……け、ど?
ロミオ 俺、傷を治療される時聞いたんだ、カナリヤに。
ルリ …………
ルリ 。o(カナリヤ。……あの、キャストの方……
ロミオ "あのサボテンは本来毒は無かった。
毒を持ったのはダーカーとアークスが大量に現れるようになってからだ、って・・・"
ルリ ……え……
ロミオ ・・・あのサボテンは、アークスに倒されたダーカーの粒子を吸っているんじゃないかって
ルリ …………ッ!
ロミオ ・・・同じような特性の鉱石があったから、そう考えてる、とは言ってたけど
ルリ 。o(……そう、か。……だから、私……私は、サボテンの水に触れても、平気で……?
ルリ …………そ、れじゃ、あ
ロミオ D因子で汚染された植物に傷つけられて、体内に残ってた分も活性化したの・・かも・・・って
ルリ ………… (ぐっと拳を握り締める)
ロミオ ・・・それが周囲のフォトンに反応してる・・・
ルリ ……フォトンを、嫌がって……?
ロミオ ・・・そういう、ことだな
ルリ …………そ、う。……か
ルリ ……カタナを。持っていなくてよかった
ロミオ ・・・今のところは、溢れたモノはフォトンブラストが浄化してるみたいだけど・・・
ロミオ ・・・ん?
ロミオ ・・・そう、か
ルリ ……ううん。…………あなたを、斬ろうとするこの手を。切り落とすところ、だった。かも
ルリ (僅かに、手が震えている)
ルリ ……幻獣さんには、感謝……だね
ロミオ (震える手を右手で握ろうとするが、躊躇し下げる)
ルリ …… (それに気付き、そっと、右手を握る)
ロミオ ・・・っ・・・(恐る恐る握り返し、指を絡める
ルリ ………… (絡む指に応えるかのように、強く握る。手はやはり、細かく震えている)
ロミオ ・・・世話、かけるな
ルリ ……いまさら、だし
ルリ ……これからも。かけさせて、よ
ロミオ ・・・・・・(複雑な表情で、こくりと頷く
ロミオ ・・・いざとなったら、頼む、な
ロミオ ・・・知ってるの、お前だけだから
ルリ …………うん
ルリ …………そのときは。絶対……連れ戻すからね
ロミオ う・・・ん・・・
ルリ ……私の側に、いてくれなきゃ。ダメなんだから
ロミオ ・・・そう、だな。そうだよな・・・
ロミオ ・・・負けてられねえよ
ルリ ……私のモノだ。……そんなのに、持っていかれてたまるか……
ロミオ ・・・ああ。(俯き、くくっと笑いを零し
ルリ ……だから、負けないで……。……な、なに。なんで笑うの
ロミオ ・・・いや。前なら、「私が斬る」って言ってたと思って・・・
ロミオ ・・・連れ戻す、私のもの、か・・・
ルリ …………だ、だって、決めたんだ、から。私も、戦うって。それにそれは、そう、でしょう?
ロミオ ・・・ああ。ただ、変わったんだな、って
ルリ …………そ、かな……
ロミオ ・・・良いほうにな
ロミオ ・・・はぁー
ルリ …………なら、良いけど……。……何だか、ただ……独占欲むき出しにしただけ、のような
ロミオ ・・・それも、ヒトらしくなったって事じゃねえの
ルリ ……ん (ぎゅ、と手を握り、様子を窺うように顔を見る)
ルリ …………ヒト
ロミオ ・・・・・・ヒト。(顔を上げ、薄く笑う
ルリ ……私、そんな。……どうして? ……そんなに、ヒトらしくなかった? (苦笑ぎみに)
ルリ ……ううん。……ヒトらしく、なかった。で、間違ってはないんだろうな
ロミオ ・・・斬って終わり、じゃ無くなったんだ
ルリ …………うん
ロミオ ・・・自分の気持ちむき出して、私のモノだから渡さない、引き戻す、って
ロミオ ・・・ヒトらしいじゃないか
ロミオ ・・・その対象になれて、俺は嬉しい
ルリ ……そういう、もの? ……あの……嫌いにならない?
ロミオ ・・・ん?
ルリ そ、の。……そういう、私でも。嫌いにならない……?
ロミオ ・・・はは。なんねえよ
ルリ …………よかった (ほっと、安堵した表情)
ロミオ だったら、嬉しいなんて言わないよ
ロミオ ・・・そうだな、俺はルリのもんだし・・・
ルリ ……嬉しい、んだ。……私の、男(モノ)で。嬉しい?
ロミオ ・・・嬉しいよ。・・・当たり前。
ロミオ ・・・ルリのモンだし、もってかれる訳にはいかねえよな・・・
ルリ …………ふふー……
ルリ ……うん。だから……私、も。……私の中の、これに。……持っていかれないように、する
ロミオ ・・・ん
ルリ ……わからない。自信はないけ、ど。……でも、何とか、頑張るから
ルリ …………行かせないよ。そばにいて、ね
ロミオ ・・・ああ、居る。ルリの傍に。
ルリ …………絶対、ね (より強く、手を握る。震えはいつの間にかおさまっている)
ロミオ ・・・・・・ん、約束だ(手を包み込むように握り返し、僅かに微笑む

  • 最終更新:2014-09-25 10:27:55

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