20171111

しんしんと雪の降る凍土地域。寒さの沁みるその土地に、降り立ったばかりのチームシップがあった。
口を大きく開けた後部からは、温度差によって立ち上った蒸気の名残がある。その下で、小柄な体躯が震えていた。


メイリーン (タラップ付近の雪を、消極的にちまちまと掃き出しては、指先を擦り合わせるのを繰り返し)……うぅ~……さむいですにゃ……
メイリーン もっともこもこに着込む……んん……でも作業しづらいし……っくしゅ! ……むう

エリアス (こつ、こつ、と一定感覚で、落ち着いた靴音が響く。 黒い外套が、冷たい風に揺れた)
エリアス これは…… 申し訳ありません、レディ。 こんな環境での清掃を、女性一人に任せてしまうとは……

メイリーン (手を止めて、振り返る。鼻を啜りつつ、きょとりと緑の眼が瞬き)……んにゃ?
メイリーン ………(なんとなく警戒心を浮かべて、箒を抱きながらそろそろと後ろに下がり)……んーーーと………
エリアス (片手を腰に当て、もう片手を胸に添え礼)申し遅れました。 最近こちらに配属になりました、エリアスと申します。
メイリーン (ぴこん、と見えない尻尾が立つ)ああ~! エリアスさんですね。確かに事務手続きで入力した名前ですにゃ
メイリーン ごめんなさいです、最近色々物騒だったものですからにゃ……(小さく頭を下げて)メイリーンといいますよぅ
エリアス ははは、お聞きする所によるとこちらでは大変な事が続いたようで、警戒されるのも致し方なしでしょう。
メイリーン (うんうん頷き)そうなのですにゃ。それもあって、長いこと挨拶もできなかったですねぇ。よろしくですよぉ
エリアス いえいえ、大変な時にろくな力添えもできず、私も情けない事です。 せめて、と言うのも何ですが……
エリアス (適度な距離を保ちつつ、上にしたてのひらを差し伸べて、メイリーンが持つ清掃具を指す)
エリアス ……以前も同じ事がありましたが。 どうか、私にお任せ頂けませんか?
メイリーン (以前、という言葉には疑問を浮かべつつも、躊躇いなく箒を差し出し、笑顔すら見せる)ほんとですかにゃ?助かりますよぅ~~
メイリーン も~~寒くて寒くて。ここに到着するまでぬくぬくだったので、よけーに……(いそいそと寒風から距離を取る)
エリアス (箒を片手で受け取ると、にこりと控えめな笑顔を見せ、もう片手を上向けて胸の前で掲げる)
エリアス ははは……。この気温での作業は過酷というものでしょう、お疲れ様でした。 暖を取るには頼りないかもしれませんが……
エリアス (上向けたてのひらに、小さな黒い炎が灯る。宙に浮かんだそれを丸で囲むように人差し指でなぞると、さながらランプのよう
エリアス に闇が炎を包む。人差し指で軽く触れると、メイリーンの傍までふよふよと浮き飛んでいく)
エリアス 即席ですが、無いよりはましでしょう。 そちらでゆっくりお休みになってください。
メイリーン (びっくりしたように、闇色のシャボン玉のようなランタンが漂ってくるのを見る)………ふわぁー……
メイリーン (胸元まで漂ってくると、それをそうっと掌で囲って)エリアスさんもテクニック使いですかぁ。実はメイもなのですよ
メイリーン 闇フォトンはそう得意でもないんですけどにゃ。メイはこっちのほうが……よいしょ! (とんとん。まるでお伽話のドロシーの様に、)
メイリーン (かかとを打ち鳴らすと、ぼふん! と風フォトンのクッションが現れる。冷たい床を避けて、その上に腰を下ろし、にまりと笑う)
メイリーン ふふふ~。負けないですよぅ?
エリアス (雪を掃きながら、肩越しに背後のメイリーンの様子を見て、ふふ、と柔らかく笑い)
エリアス 風の使い手ですか…… なるほど。 華のない私のテクニックなどより、可憐で美しいですね。
エリアス それは、誰かに師事して習得を?
メイリーン アークスの訓練も師事と数えるなら、そうですけど……特定の先生はいませんねぇ(ふよふよとランタンを揺らして遊びながら)
メイリーン でも、エリアスさん。そんな可愛らしいものじゃないですよぅ? メイちゃんは確かに可愛いですけど~~
メイリーン (そう言って指先をぴん、と立てると、ミニチュアサイズの雷が、爪先をめがけて落ちる)そよ風じゃなくって、台風ですからにゃ
エリアス (掃く手が一瞬止まるが、またすぐに作業を再開して柔和に笑みを浮かべる) ……これは、失礼を。
エリアス ですが、術者が麗しく可憐ならば、それが織り成すテクニックも必然的に美しいものですよ。
メイリーン (少し、眉が跳ね上がる)そうですかぁ? ………あれ~、もしかしてですけどぉ…
メイリーン エリアスさんも~………ナンパなタイプだったりしますかにゃ?
エリアス (今度こそ手が止まり、困ったような笑みを浮かべる) ナンパ…… ……すみません、そういったつもりではなかったのですが。
メイリーン ……(じー。大きな緑の眼が、真偽を測るようにエリアスを下から見上げている)
エリアス ただ、天空を自由に翔ける風。 鮮烈に煌く雷。そのどちらも、これ以上なく美しく得がたいものです。
エリアス それらの術は素晴らしいものだと、伝えたかったのですが…… 申し訳ありません、そういった事はどうも苦手なようで……
メイリーン (首を傾けてエリアスの苦笑を覗き込んでいたが、姿勢を戻して。ふにふにとランタンをつつく)ん~~~……
メイリーン エリアスさんは、シャムシールさんになんとなく似てます。赤毛にもちょっとだけ。……あの人たちほどには
メイリーン お馬鹿じゃないみたいですけど。……メイちゃんは、ナンパな男性が好きじゃないのですよぅ……それでつい(えへ、と笑う)
メイリーン でも、褒めてくれるのはうれしいですにゃ。ありがとです
エリアス ……。 他のメンバーの方々ですか。 なるほど…… (平常通りの顔で掃き掃除を続けながら、床に視線を向け続ける)
メイリーン ……みんな、いろいろあると思うので。あれこれ聞く気はメイちゃんにはまったくないのですけどにゃ
メイリーン でも、あんまり嘘が得意になると、いいことないのですよぅ。……だから、メイちゃんナンパなひとは嫌いなのにゃ
エリアス ……嘘……ですか。 まぁ、こういった組織ですから…… 複雑な事情をお持ちの方も所属しているのでしょうね。
エリアス ですが嘘が得意な方程、嘘を使う機会は限られるもの…… 貴女に賛辞の言葉を向けたとすれば、それは本心なのでは?
メイリーン (きょとんと瞬くと、そのまま首を傾げる)……そういうものなのですかにゃ?
エリアス (小さく、少しだけ肩越しに微笑んで)
エリアス ははは……。 口で自称している程、ご自身の持っているものを自覚できていないのではないですか、メイリーンさん。
エリアス 貴女が嘘が上手い人だと感じたのなら、きっとその通りなのでしょう。だとしたらその方は、そう簡単には嘘をつかない人です。
メイリーン ん~? ん~………そうなんですかねぇ(よくわかっていない様子で、右に左に首を傾けて)
メイリーン じゃあ、訂正しますにゃ。シャムシールさんや赤毛は、嘘が得意じゃない人ですにゃ
メイリーン (よいしょ、と声に出しながら、クッションから腰を上げ、しゃがんで片腕にランタンを抱えたまま、指先に起こした風で雪を散らす)
エリアス おや。 頻繁に嘘をつかれる方だ、と? (そのまま掃き続けて、身体の向きを変えずに横目で窺い)
メイリーン えい。えい(寒さごと追いやるように、雪を飛ばしながら)そですねぇ。嘘を言いすぎて、何が嘘だったかもわかんなくなっちゃう
メイリーン そんな人に見えるのですよぅ、メイちゃんには。……それはそれで、生き方のヒトツ?ってやつなのかもですけどにゃ
エリアス ふむ……。それはとても、不器用な方ですね。 ですがそれなら案外、嘘だと思っていた真から、幸福を拾えるかもしれませんよ?
エリアス (ふふ、と小さく笑い) 何が正解かなど、結局誰にもわからないものです。 利口とは言えない生き方も、それはそれで。
エリアス 貴女は、やはり好きになれませんか?
メイリーン むぅ(いまいち納得いかなさそうに頬を膨らます。指先の風が素直にびゅうびゅうと強まり)……エリアスさんはオトナですねぇ
メイリーン メイちゃんは、そうですね。嘘はつかない主義ですからにゃ
メイリーン 利口じゃない生き方かぁ……。まぁ、でも、確かに。メイちゃんはそれで苦しんでる姿しか見てないのでアレですけど、
メイリーン それで幸せってひとも、いるかもしれませんにゃ。愚かでも、辛そうでも。誰に指差されたって……本人は幸せ、ってことも
メイリーン …………………(しばらく難しい顔で考えていたが)………でもやっぱりメイちゃんはそういうのはキライですにゃ~っ!
メイリーン (落ち着かなさそうに、長い耳の先をぐしぐし擦って)も~! 思い出しただけでモヤモヤしますよぅ! むう… うに゛ぁ゛~~~
エリアス (苦笑しながら、ふと遠くの景色を眺めて) 貴女は聡い方だ。 しかし……誰もが賢いわけでは、無いのです。
エリアス そして、他人の行き着く先に頭を悩ませられる貴女も、本当はきっと……
エリアス (小さく咳払いしつつ、作業を再開する) ……いえ、忘れてください。
メイリーン (小動物のように首を振ると、擦りすぎて、そして寒さによって、うっすらと赤らんだ耳がぴるぴると揺れる)
メイリーン できるだけ忘れますにゃ。メイちゃん物覚えはいいですけどねぇ。ふふふ(にやりと笑いつつ、指先を揺らして雪を追い払い)
メイリーン しかし、エリアスさんも災難でしたねぇ、ばたばたしているときに入ってきてしまって。もうすぐ帰ってくるはずですから、
メイリーン 皆とも仲良くしてあげてくださいにゃ。利口とかどうかはおいといて、なんだかんだ、優しい人ばっかりですからにゃ
エリアス (苦笑しながら、一度メイリーンへ向き直る)ありがとうございます。 時期がどうあれ、こちらへ加入させて頂けたのは幸いでした。
エリアス 仰る通り、優しい人ばかり、のようです。 勿論、貴女も含めて。
メイリーン (一瞬、まずいものを食べたような表情を見せるが、すぐに笑顔に替えて)…でしょう?メイちゃんは可愛くて良い子なのですにゃ
メイリーン (ひゅおっと指先から吹く風が細く強く絞られる。雪原に向けて指を振ると、雪の上にスペルを綴っていく)これから帰ってくるのは、
メイリーン マリンちゃん。やさしくてきれいなひと。ルリちゃん。やさしくてふしぎなひと。ロミオくん、ちょっとだけ背伸びしたやさしいひと。
メイリーン …(F,R…まで綴ったところで、雪をばさばさと揺らして掻き消し)あと、さっきの、お馬鹿な人。それから…
メイリーン うまくいったなら、リンちゃんも、かな? あの子も、不器用だけど、やさしいひとですにゃ
エリアス (小さく頷きながら、苦笑して) ありがとうございます。 リストには目を通させて頂きましたが、実際に面識のある方の所感は
エリアス とても参考になりますからね。 最後の、リンさん、という方についてはデータがありませんでしたが……
エリアス 何にせよ、どの方もいずれお会いできるのが楽しみです。
メイリーン すぐに会えますにゃ。きっと(笑いながら、風で綴った文字を消すと、立ち上がり。ランタンを漂わせながら、タラップを降りる)
メイリーン (やっと温まってきた手でざくりと雪を掴み、おもむろに丸め始める)お掃除も飽きましたねぇ~…
メイリーン まぁ、やってるのはエリアスさんですけどにゃ。……(雪を手の中で丸めながら、タラップの上を振り仰ぎ)エリアスさんはぁー
メイリーン どんなお鍋がいいと思いますかぁ? おかえりパーティーのお鍋
エリアス ……な、鍋、ですか…… (珍しく言葉を詰まらせて、顎に指を添え真剣な表情で考え込み)
エリアス 私は、皆さんのお好みを存じ上げませんからね…… 魚介や野菜の鍋であれば、無難かもしれませんが……
エリアス メイリーンさん、貴女のお好みは?
メイリーン メイちゃんはー…んー……そですねぇ……
メイリーン (手のひらより少し大きく丸めた雪玉につけるべく、うろうろと小石かなにかを探しながら)…お鍋よりもフォンデュがいいなぁ…
メイリーン 甘くないなら、やっぱりお魚ですかにゃ? カニとかも入れて~……豆乳鍋とかもいいですねぇ……あ、石ころあった
エリアス (箒を片手に考え込んでおり、メイリーンの行動までは目に入っていない) 魚介系の内容は、やはり人気ですね。
エリアス 豆乳…… 女性も多いようですし、それは良いアイデアかもしれませんね…… それを考えると……
エリアス (ぶつぶつと一人呟いている)
メイリーン まぁ、団長さんなら、きっといくらでもお鍋を用意してくれますにゃ。基本的に楽しい事なんでも好きな方ですし
メイリーン (目玉にするべく、石ころを小さいゾンデでばしばしと割り砕き)だからいっそ、いくつもお鍋用意して、ぜんぶならべて
メイリーン お鍋バイキングにしたらいいんですにゃ。…うん、さすがメイちゃん、良い考えですねぇ
エリアス ははは……。 それはまた、豪快ですね。 ……とは言え人数が人数ですから、それくらいでも……
エリアス 相当分の悪い作戦だったと聞きますし、少し豪勢すぎるくらいでも、労いとしては良いかもしれません。
メイリーン じゃあ、そうしましょう。シャムシールさんの買い物が大変になると思いますけど(にこにこしながら、小さくした石粒を雪に嵌め)
メイリーン (うーん、と首を傾げて考えてから、バータで作った小さなつららを耳代わりに挿し、完成した雪ウサギを満足気に置く)
メイリーン (続いてまた新しい雪玉を丸めながら)飾りつけはアッシュ君たちにやってもらいましょうにゃ。オペラさんに監督してもらって
メイリーン きっとアッシュ君、折り紙で輪っかつくるのとか、喜んでやってくれますよぅ。ああいうの好きそうですもん
エリアス (考え込む姿勢のまま、笑みを零して) ……それは、楽しいパーティになりそうですね。
エリアス ……できれば、あの子にも参加して貰いたかったものですが…… (ふと空を見上げて、小さな声で独り言を漏らす)
メイリーン ? なにか言いましたかにゃ?(手の中で雪玉を成形しながら、首だけを振り向かせて)
エリアス いえ、どうかお気になさらず。 食材の調達以外に、私が力になれる事は無いでしょうか?
メイリーン そですねぇ……飾りつけも結構大変な仕事ですし、手伝ってもらったほうがいいかもしれないですねぇ(にこ、と笑うと手招きして)
メイリーン というわけで。早速手伝ってくださいにゃ。エリアスさん、氷テクニックは得意ですかぁ?
エリアス (顔を上げて、一度だけ瞼を瞬く) ……? 特段という事はありませんが、人並みには。一体何を……?
メイリーン (メイリーンの前の雪原には、雪ウサギが。そして掌の上には、雪でできたラッピーが乗っている)
メイリーン せっかくなので、飾りの一個にしちゃおうと思いまして。安定した保存のために、上からフォトンで綴じちゃいたいのですよぅ
メイリーン (前方を指し)ついでなのでー、つららとかもばばん! とつくってみますかぁ? きらきらしてきっときれいですよぅ。寒いですけど!
エリアス ……(メイリーンの顔をじっと見て、それから笑顔を見せる) ……ははは。面白そうですね。
エリアス 上手くいくかどうか、わかりませんが…… (足元の雪を指でなぞる。闇色が一瞬奔ったかと思うと、その軌跡をたどるように、
エリアス 紫水晶のような色の氷柱が、形を成していく)
メイリーン おぉ~…(片手を雪ラッピーが塞いでいるので、膝と片手を使って拍手の代わりにして)すごい! きれいですねぇ
エリアス はは、ありがとうございます。たまたま上手くいきましたが…… 装飾のセンスは、私には無いもので……
メイリーン うーん。メイちゃんは普通の氷しか作れないですよぅ。エリアスさんはよっぽど、闇フォトンの適性が高いんですかにゃ?
メイリーン (首を傾げつつ、紫の氷柱を飾るように、透き通った小ぶりの氷柱を並べていき、それから手の上の雪ラッピーを差し出し)
メイリーン それじゃ、これも凍らせましょーにゃ。…あ、なかなか可愛くできたと思うんですけど、どうですかぁ?
エリアス とても可愛らしいですね、私にはそういった造形はとても。 ……ラッピーですか、素晴らしいです。
エリアス ……閉じ込めてしまうのは、些か勿体ないですが…… まぁ、それで輝き続けられるのであれば……致し方ありませんね。
エリアス (言葉の割にあまり迷いのない手つきで、雪ラッピーの周囲に人差し指を滑らせた後、力を込めるように平手を向けると、
エリアス ショーケースのように、微かに紫がかった色の氷がラッピーを彩った)
メイリーン (にこにこしながら満足げに囲われた雪ラッピーを眺めて)うんうん。これはこれでかわいいですにゃ
メイリーン そしたら、こっちも凍らせて、並べて~……(鼻歌混じりに、楽しそうに。即席で作った氷のディスプレイに、雪人形を並べていく)
メイリーン じゃじゃ~ん。できた! なかなかいい感じですにゃあ(膝の上に頬杖をつきながら、出来上がったものを眺めて)
メイリーン ありがとでした、エリアスさん。これも(ふわふわ漂うランタンをつついて、にこっと笑い)
エリアス ……ははは、こういった作業も良いものですね。礼を言うのはこちらですよ、テクニックの応用も広げられそうです。
エリアス (しゃがみこんで、完成品を眺め) ……これなら、帰還した皆さんにも、激しい戦いを一瞬でも忘れてもらえるかもしれませんね。
メイリーン ですねぇ。あとはあったか~くして、あったか~いお鍋を食べて、ゆーっくりお布団で眠って……そしたら、元気も満タンですにゃ
メイリーン (僅かな間、慈しみに溢れる、大人の女性のような眼差しを雪原に向けていたが、すっくと立ち上がり)よし! それじゃあ
メイリーン メイちゃんはー、団長さんにお鍋の申請をしてきますにゃ。 エリアスさんは……そですね。食材の買い足し、お願いできますかにゃ
メイリーン シャムシールさんの連絡先は名簿にありますよね? 二人で一緒でもいいし、手分けしてもいいし! おまかせしますにゃ~
エリアス (胸元に手を添え、礼をして) 承りました。 そちらはお任せください。メイリーンさんも、くれぐれも風邪など気をつけて。
エリアス パーティ前に熱など出してしまっては、折角の準備が台無しですから。 (顔を上げ、柔和に微笑んで)
メイリーン はいにゃ♪ エリアスさんのおかげであったかかったので大丈夫ですよぅ。また後で! (ててっと走り出すが、すぐ振り返り)
メイリーン 夏になったらランタンのお礼に、メイちゃんが扇風機つくってあげますからねぇ~!(言ってぶんぶんと手を振り、去って行った)
エリアス ……ふふ、やはり……優しい方だ。 (笑顔で返して、控えめに手を振り小柄な背中を見送った)

  • 最終更新:2017-11-13 02:38:11

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