【LOG】PAIR FEATHER

任務のためにハルコタンへと向かうシップが三隻。
その一つに乗っていたロミオとルリだが、ふと、ロミオの様子がおかしいことに気付く。
度重なるダーカーとの戦闘のせいで、D因子が蓄積されていたのだ。
この任務が終わり次第浄化をしようと、ひとまず二人は目的地に降りるのだった。



【惑星ハルコタン・白の領域】

イチカ「無尽の野を逝くイチカちゃん。天衣無縫転移無双、つーね」
フレイ「(肩を回しながら)さあて……相変わらず変なニオイだな、ココらへんのダーカーは…」
ルリ「(通信)……こちら、降下しました。聞こえますかー?」
ロミオ「・・・・・・。」
イチカ「あん、アンタの体臭じゃねー……の?」
フレイ「あー、聞こえる、聞こえる。今降下したところだ」
マリン「こちらも同じく。このまま進行します。」
イチカ「あ、この声。おせち。」
フレイ「んじゃ、俺らもいこうか?」
イチカ「ん。」
シティサス「了解。援護するよ。」
イチカ「……ま、今回は仕事だしね。」
ルリ「おせ……? えーと、ではこちらも、進行しますね。後程合流しましょう」
ロミオ「・・・フレイの兄貴に・・・マリンさん、か」
イチカ「と、来たし。」
フレイ「と、……ロミオか」
フレイ「……」

(Eトラ、『ベイゼ破壊』発生)

ルリ「……やな気配」
イチカ「はいはいはい、再会を懐かしむのは後々」
シャムシール「こちらマリンさんと一緒に進行中です~」
ロミオ「・・・・・・まずは合流するよ。」
ルリ「いこうっ」
イチカ「んで、合流っつか……」
イチカ「雑魚がうざいっつーのッッッッ」
ロミオ「・・・く、ぅ」
フレイ「っと、マリンに…シャムシール、だっけか」
イチカ「なんで一緒くたにできんかったのよッッ、んもぉぉぉ」
フレイ「!」
イチカ「ったく、鼻の乙女に無駄な体力つかわすなっつーの。」
ルリ「……oO(何でこんな、ダーカー)」
シャムシール「はーいそちらはフレイさんですか。どうぞ宜しくお願いしますね」
フレイ「…、…あ?ああ、よろしく」
ロミオ「・・・フォトンの、働きが・・・鈍いな・・・」
ロミオ「これは・・・」
イチカ「おー、いたいた。おせち」
ロミオ「・・・ん」

(調査兼討伐メンバー、合流)

ルリ「あはは、本当に……小物が多いですね。お疲れ様です」
シティサス「……申し遅れた、シティサスだ、よろしく。」
フレイ「ええ、と……(端末から任務情報を引き出し)……これで全員、か」
イチカ「ん、あー」
イチカ「いつぞやのメイドじゃん。」
ルリ「ふふ、久しい方も来られてたんですね」
イチカ「ま、世間なんてンなもんよ。」
ロミオ「・・・シャムシール。・・・に、見慣れないのも居るな・・・」
マリン「…えぇと、お久しぶりです。」
ロミオ「・・・うるせえのも居るみたいだ」
ロミオ「・・・久しぶり、なのも・・・」
イチカ「……うっせえわね、コミュ障。」
シャムシール「そうですね…俺も初めましての方がいますが。…どうぞ、ひとつ宜しくってことで。」
イチカ「ったく、顔だけで勝ち組なのも問題よね。ほんと(ブツブツ」
ルリ「(くすくす) もう。仲良くしないと……」
ロミオ「・・・別に、そんな必要・・・」
イチカ「ま、仕事だしね。相応の努力はするわよ?」

ルリ「(にこにこ笑いながら) ……でも、イチカさんも、シティサスさんも。この任務を受けてらしたんですね」
シティサス「ああ、お久しぶり、ルリさん」
イチカ「ん、まーね。万年だるがるも色々査定に響くし?」
イチカ「アンタもでしょ? シーなんとか。」
シャムシール「…あ、ルリさんはお知り合いなんですね。(へー、というでルリ、イチカ、シティサスを眺める)」
シティサス「ナベリウスで、助けてもらってね」
ルリ「……あ、はい。助けたなんてとんでもないですけど」
シャムシール「ああ、そうだったんですか。シティサスさんはナベリウスで…。」
イチカ「ふーん」
イチカ「知り合いっつーか、アタシの下僕がこの子におせち貰う仲なんよ。」
ルリ「……下僕っていわないのっ」
イチカ「えー。(ぶーぶー」
シャムシール「oO(…げ、下僕…?)」
イチカ「ま、アタシぐらいの人徳になるとね」
ロミオ「人徳ね・・・人徳・・・」
イチカ「あによ、どっかの顔だけが取り柄の誰かとは違うんだっつーの。(イーッ/舌出し」

フレイ「……(ちら、とロミオを窺う)」
ロミオ「・・・(ふと、フレイと目が合い」
イチカ「ん、ん?」
ロミオ「・・・久しぶりじゃん、兄貴」
イチカ「……」
フレイ「……ああ、…うん……えーと」
ロミオ「・・・・・・ん」
フレイ「(言いにくそうに口を開閉して)……今はやめとこう。…後でちょっと顔、貸してくれ」
ロミオ「・・・べっつに。勿体ぶる事なんてあんのか、兄貴・・・」
ロミオ「・・・ったく」

ルリ「(フレイとロミオの様子を横目で見て、ふっと笑う)」
マリン「…もう、ロミオくん。 (尖った態度を軽く窘めるような視線を送る)」
ロミオ「・・・う。」
フレイ「……(ちょっと呆気に取られた顔で、確かめるようにルリを見る)」
シティサス「…前に話した、料理を嬉しそうに食べてくれる人って…もしかして…?」
ルリ「……えへへ (シティサスの言葉にロミオを見るが、その最中でフレイと目が合い。にこにこと頷く)」
イチカ「……?」
フレイ「……。……(黙って頬を掻き、独り言の音量で)……まあ、ケジメだしな。うん」
シティサス「(ああ、と納得したような顔で微笑む」

イチカ「それより」
イチカ「そこの非モテとずいぶん馴れ馴れしいじゃん(親指でフレイ差し」
イチカ「そーゆー仲なン?」
ロミオ「・・・どーゆー仲だと?」
イチカ「え、聞いちゃうの?」
マリン「ひ、非モテ… …なんてことは、ないと思いますよ?」
フレイ「(イチカの言葉を完全にスルーして端末の地図情報の整理を始める)」
ルリ「ふふ (シティサスに微笑み返すと、イチカの言葉に首を傾げ)」
シャムシール「非モテ…っぽくは見えないっすけど…(マリンに頷きつつ)」
ロミオ「・・・非モテ?(思わず言い直し、フレイを見る」
イチカ「こーんな無愛想なヤツどーしたらモテるっつーのよ。」
ルリ「……でも、フレイさん、かっこいいーってもててたんですよね?」
フレイ「……ん?(顔を上げきょとんと)……え、何?」
ロミオ「・・・・・・非モテ(ボソ」
イチカ「なにこの当人超スルー。」
イチカ「アンタねェ、アタシがいうことじゃないけど、」
イチカ「そんなんだと婚期逃すわよぉ?」
フレイ「ああ……(イチカを見て)…いや、まあ、俺がモテてるかどうかはともかく……」
ルリ「……初対面? からそんなところに突っ込んで……」
イチカ「べっつに初対面だろーがなんだろーが関係ないっつーの。」
イチカ「第一の印象ってすげえ大事よ?」
シティサス「(二人を交互に見ながらぽかんとしつつ)」
フレイ「……こういうこと言う子って、大体そこにコンプレックスがあるんだって話聞いたことあるんだよ」
フレイ「だから、まあ、そっとしとこうかなって……」
ルリ「…………」
ロミオ「・・・そうだな。大事だと思うぜ?(イチカをじろりと見つつ」
イチカ「な……」
イチカ「う、うぐぐ……な、なによそれッッ」
イチカ「ちょ、シーなんとか、フォローはよッ、はよッ」
ロミオ「・・・第一印象は大事にしとけ」
シャムシール「まーまー愛想が悪くたって性格いい人はいますからねー。男は顔じゃないですよ!(なぜか最後力説)」
フレイ「まあ正直モテるとかモテないとか、どうでもいいというかなんというか……」
ルリ「あはは。もう……そこまでそこまで、この話は……」
ロミオ「・・・む、ぅう・・・」
イチカ「うぐ、ぐぐぐ……」
マリン「oO(…女性に興味がないのでしょうか)」

(苦笑するルリの背後に、青黒い靄が突如漂う)

フレイ「そうだな、仕事の話に戻ろうぜ…、っ!?」
イチカ「ん、んなチョー余裕こいたって似合わねー……ん?」
シティサス「…?」

(その青黒い靄から巨大な手が現れ、ルリを掴んで持ち上げる)

ルリ「……わ、ぁっ!?」

イチカ「ふぇ、え……?」
シャムシール「…っ!?(はっとルリを見る)」
シティサス「なっ…!?」
ロミオ「・・・・・・!ルリっ!?」
ルリ「……く、この、なにっ……」
マリン「なっ! ルリ…っ!!」
イチカ「ちょ、フォロー宜しくッッ」

???「……官女さま。このようなところに」

(低く響く声とともに靄は濃くなり、イチカの銃撃も虚しく、ルリの姿が覆い隠され)

ロミオ「・・・ぐ・・・!?」
イチカ「って、全然効かねー……って、え?」
フレイ「(剣を構えるが、言葉に動きを止める)……官…女?」
ルリ「……っ、ロミ……」
ロミオ「・・・る、り・・・!!」
イチカ「あ、コラ、ちょ ――」

(一瞬見えたルリの手に、一筋光が走り。そのまま姿が消える)

イチカ「……」
シティサス「…ルリさんが…」
マリン「ルリッ…!」
イチカ「……ンなんよ、イチカちゃん、こーゆーシリアス似合わねーンだけど。」
ロミオ「・・・う、ぐ・・・フォトン、が、働か・・・・」
シャムシール「なんだ、今の…(武器を持ったまま愕然と)」
イチカ「知らっないわよッッッ」
フレイ「……っ、…どこ、に…黒の民、か? (真剣な顔で周囲に視線を巡らせ、気配を探り始める)」
ロミオ「・・・ルリ・・・!!」
フレイ「(が、ロミオの様子に気づいて)……ロミオ?」
イチカ「それより、ルリの信号はッッッ#フレイに。」
シャムシール「……(周囲をくまなく見渡しながら端末でポイントを探っている)」
シティサス「…ロミオ…さん?」
イチカ「ロミオだっけ? アンタも何うな垂れてンのッッ、男ならシャキッとしろっつーッッ」
フレイ「(イチカの言葉に気づく余裕なく、しかめた顔で口元を覆い)……っ、なんだ、このニオイ……」

ロミオ「・・・少し・・・(右腕の袖を捲ると、フィルムを剥がす」
ロミオ「・・・静かに、しててくれ(右腕の傷痕が露になる。僅かに発光し、脈動する」

シャムシール「oO(……なんだ、あれは…)」
イチカ「あン? アンタねッッ……って」
マリン「……!」
イチカ「……」
シティサス「……!?」
フレイ「……まさか、これ…嘘だろ。……お前…?(口元を覆ったまま、愕然とロミオを見つめて)」
イチカ「……お前、誰?」
イチカ「いや、違う。そうじゃない……」
イチカ「……」
ロミオ「ふっ・・・ふぅ・・・っ・・・!(集中する様に目を閉じ。やがてある方向へ右腕を向けたまま止まる」
イチカ「(深呼吸/冷静に務め/皆の様子を眺める」
ロミオ「・・・そう、か・・・そっちか、ルリ・・・」
ロミオ「・・・皆、手を貸してくれ・・・座標を送る」
イチカ「……判るの?」
マリン「oO(……やはり、「繋がれている」のですね)」
ロミオ「・・・どんどん離れてる・・・早く、しないと」
シャムシール「………。(注意深くロミオの様子をうかがっている。端末の反応を確認しつつ)」
フレイ「………、……(頭を振って、手を下ろし)……わかった、信じる。 急ごう」
イチカ「(マリンの様子に目を留め、視線を再びロミオに。」
マリン「……。 ええ、あなたについていきます。 絶対に取り戻しましょう…!」
イチカ「……ま。いいわ。」
ロミオ「(振り返ると、僅かに瞳が紅く変色している」
イチカ「一応、聞いとく。」

イチカ「お前、名は?」

ロミオ「・・・俺はロミオ・ヴェネダレッタ・・・それ以外な訳があるか・・・?」

イチカ「……」
イチカ「いーや、ないわね。」
ロミオ「・・・ふざけてる場合じゃないんだ。謎掛けなら後にしろ」
ロミオ「・・・な?イチカ・・・」
イチカ「謎かけでもなんでもねーわよ。バーロー。」
マリン「…ロミオくん、先導をお願いします。」
シャムシール「ええ、今はロミオさんだけが頼りみたいですしね。…お願いします。」
イチカ「思う事は色々あっけど、いまはアンタの船に乗ったげるわ。感謝しろよッッ」
ロミオ「・・・よし、皆頼む。・・・行くぞ!」
フレイ「ああ!」



(ロミオを追うメンバーたち。しかしその足は人と思えないほどに速く、追う内に散り散りになってしまう)



フレイ「くっそ、それにしたって、なんなんだよさっき……のっ?」
イチカ「ふん、またバラバラかよ。くそッ。」
シャムシール「はぐれちゃったみたいですね。…とりあえず進みますか?」
シティサス「わからない・・・こんな事例は今まで…」

イチカ「(通信)あー、あー、聞こえてる? コミュ障?」
イチカ「焼け石に水かもしんないけど、一応云っとくわ。」
イチカ「ルリを拉致ったヤツは確かに官女様っつった。」
イチカ「ってことはすぐに危害が及ぶ可能性は低い。」
イチカ「その程度の事はその血が昇った頭でもわかンわよね?」

ロミオ「ルリ…ルリ!!」

イチカ「いまはアンタだけが頼りよ、冷静に……って」
フレイ「…それどころじゃないみたいだぜ? おい、待て! ……追うぞ!」

イチカ「冷静になれっつッてンだろこの野郎ッッッ」

ロミオ「・・・ぐ、うう」
シティサス「い いこう!」
シャムシール「いた、ロミオさん…!」
マリン「…邪魔をするな!」
ロミオ「邪魔だ…・!」

(巨大な反応。まるで行く手を阻むかのように、黒の民が襲い来る)
(Eトラ、『アンジャドゥリリ討伐』発生)

フレイ「ちっ、鬱陶しい…っ」
イチカ「ンのッッ、あー、めんどいッッッ」
ロミオ「・・・く、くっ・・・」
シャムシール「(ぜえぜえ)」
フレイ「くっそ、数多いな…っ」

(アンジャドゥリリの反応を追って再集合する)

ロミオ「武器に・・・Dフォトンが・・・」
ロミオ「・・・逆流する・・・!」

マリン「ロミオくん、あまり無理せず私に任せてください…!」
ロミオ「・・・まりんっ、さ・・・」
シャムシール「oO(Dフォトン・・・?)」
イチカ「はいはいはいはいッッ、シャムっち、手ぇ止まってるッッッッ」
イチカ「考えンのは後よッッ」
シャムシール「はーいよー!がんばりますって!」

シャムシール「(そっと端末を起動させ、記録モードに移行する。ピッという小さな電子音が戦闘に紛れる。)」

ロミオ「く、ルリが、離れて・・・・!」
フレイ「は……っ、 病み上がりには、キツ…っ」
フレイ「くそっ、来い!」
イチカ「泣き言は聞こえねーわよッッッ」

(周囲のエネミーを斬り伏せながら、ルリの気配を追って奥深くまで進んでいく)

ロミオ「・・・くそ・・・もっと早く・・・!」
ロミオ「邪魔だ!!」
イチカ「ったく……」
イチカ「ったく、こりゃ超過労働もいいところだわ。」
イチカ「で、どうなンよ。」
フレイ「ふ……っ、は……あー…っ、 ……(ぐっと息を呑んでロミオに無理矢理着いていく)」
ロミオ「早く・・・・はや・・・・っ」
シャムシール「フレイさん、大丈夫ですか?」
フレイ「……大丈夫、だっ……元々の、スタミナ、なら、これしきっ」

(ロミオの腕の傷に、キン、と、白い光が一瞬走る)

ロミオ「ぐ、うぁ!」
シティサス「!!」
ロミオ「・・・ルリ!!」
フレイ「……ロミ、オっ?」
ロミオ「・・・はっ・・・!は・・・」
マリン「…! ロミオくん…!」
フレイ「oO(クッソ、ニオイ……酷くなってやがる、……気持ち、悪…)」
シャムシール「oO(これは…)」
イチカ「……ま、いいわ。」
ロミオ「・・・!(光に呼応するように、姿が変化していく。禍々しい鉤爪と、大きな黒い翼)」
イチカ「……」
ロミオ「・・・ルリ・・・!!」
フレイ「う、…げほっ、……ロミオ、おい、……! 」
イチカ「だからそのルリがどこに居るのか分かるのかって聞いてンのよッッ、単細胞ッッッ」

シャムシール「…ロミオさん……。なんか、ヤバそうな匂いがぷんぷんするんですけど…(半笑で呟く)」
シティサス「…一体、何が起こって……」
イチカ「しらねーわよッ」
ロミオ「・・・っ、うおお、っ・・・!!(猛然と駆け出す」
イチカ「コイツがどーなろーがしったこっちゃ……ってうおおおいッッ」
シティサス「ロミオさん!?」
マリン「…待って、私も…!」

(周囲のPSEが高まっていくと同時に、黒の民の気配。そして、ロミオが纏うその気配が、濃くなっていく)

ロミオ「る、りぃいぁああああああ!!!!」

イチカ「……」
フレイ「おいっ、馬鹿…っ」
イチカ「なによアイツ」
イチカ「形式はどうであれ、つまるところヤンデ……って、ああ、またッッ」
マリン「…ダメです、これじゃ… 抑えられるのは彼女しか…」

(キン、キン、と応えるように、白い光が明滅するが、徐々にそれも弱くなる)

フレイ「……持ってかれんな、ロミオ! 」
イチカ「だったらあいつ一発殴って冷静にさせなさいよ、メイドッッッ」
マリン「…できるものなら、やっています…!」
ロミオ「ぐうううううう・・・!!!」
イチカ「それともそーゆー話じゃないとか、そーいいたいわけ?」

(黒の民に混じり、ダーカーも、まるで事態を面白がるように躍り出る)
(それを容赦なく切り捨てていくマリン)

フレイ「クソ、消えろ、お前ら……お前ら、本当に、俺の……っ………あー、もう!」
シャムシール「マリンさん、あまり一人で無茶は…!」
ロミオ「ぐ、ぅううる、る・・・り・・」
イチカ「……ねえ、メイド」
マリン「…何でしょうか?」
イチカ「一応、アンタにも聞いておくけど」
イチカ「アレは何?」
マリン「………」
イチカ「どー考えてもアタシらの敵にしかみえねーンだけど。」
フレイ「oO(もうここまで来ると、流石に…勘違いってわけには、いかねえな…最悪だっ…)」
マリン「……いえ。 「ロミオくん」ですよ。ルリの、たいせつなひとです。」
フレイ「……げほ、……っ、…はあ……」
イチカ「……」
イチカ「#ぽりぽり」
イチカ「#はぁ……」
イチカ「はい、このメイドの発言に納得できる人、きょしゅー。」

ロミオ「・・・・・・ぎ、いい、いいい(脈動する右腕を抑え込む。同時にDを落ち着かせるように深く呼吸し」

イチカ「(その様子を横目で。」
マリン「(ロミオの様子を一瞥し)…構いません、理解を得られなくても。 その場合は私1人が彼についていくだけです。」
フレイ「俺は、信じるぞ。ロミオと、ルリを……(ゆっくり近づくが、触れることができず。マリンを振り返り)」
マリン「フレイさん……(露骨に不安な表情で目を合わせ)」
イチカ「シャムっちとシーは?」
シャムシール「俺は、おおむねマリンさんの意見に賛同ですね。(にこり)」
イチカ「ふぅん……」
シティサス「ルリさんの、大切な人…なんだよね」
シティサス「詳しいことはよくわからないけれど」
シティサス「友人の大切な人なら…ね?」

ロミオ「・・・み、んな・・・」

イチカ「うっわ、爽やかすぎて色々ツッこみてぇ……」
イチカ「……ま、いいけど。」

フレイ「……(マリンの視線を受け、ロミオを見る。顔をしかめるが、真面目そうに頷き)ルリを、助けよう。絶対」

ロミオ「こっ、の、さき・・・だ(途切れ途切れだが、はっきりと皆に告げる」
ロミオ「・・・ぼく、のこと、色々・・・言いたいのは、わかっ、てる・・・」
イチカ「……」
ロミオ「・・・でも、今、は・・・力、貸してくれ・・・!」

イチカ「だって?」
シティサス「(微笑んでゆっくり頷く)」
イチカ「(シティサスの表情を受け、肩すくめ」
フレイ「勿論、言われなくても。…任せろ、全力振り絞ってやる…」
シャムシール「oO(これは…おもしろい情報になるかもしれませんしね…)」
イチカ「……数の暴力って、この場合残酷よね。ホント」

(ギグル・グンネガムが現れる。その巨大な手には、意識を失っているのか、ぐったりと頭を垂れるルリ)

イチカ「……真打登場、っと。」
ロミオ「・・・!!ルリ・・・・!!」

ギグル「……何の用だ。愚かな小さき者共よ」

フレイ「……(素早く武器を構え、ルリの様子と状況をざっと見回す。いつでもフォローできるよう構え続けつつ、ロミオを窺う)」
イチカ「(ロミオの出方をうかがっている。」
シャムシール「…小さいっていうのはちょい腹立ちますね…。(武器を構える)」
ロミオ「・・・・・・ルリを、離せ・・・」
イチカ「……一応聞くけど、その子ってアンタたちの何?」

ギグル「こちらにおわすは、我らが神子の言葉を体現せし官女様だ」

ロミオ「・・・・・・」
イチカ「言葉を体現せし?」

ギグル「たぶらかし、拐ったのは貴様らだな」

フレイ「(構え続けたまま、声を張り上げ)官女だあ?……人違いじゃねえの、大鬼さんよ!」
イチカ「ん??」
イチカ「神子の言葉って何よ。」

ギグル「それを告げる必要があるか」

イチカ「告げなければ、そこの王子様が黙ってないけど?」
ロミオ「・・・・・・それ、ならば(落ち着いていた呼吸が再び荒くなり。赤黒い靄が周囲に満ちる」
ロミオ「言葉を、交わす、必要も、ない…」
イチカ「あーあ……」
フレイ「(ロミオの雰囲気に合わせ、苦しげな顔になる)……う…っ…」

ギグル「ふふ。良いぞ、小さき者共。それ相応の報いを受けよ。この方は間違いなく……」

ロミオ「黙れ!!」

ロミオ「・・・行くぞ、皆!!」
イチカ「死んだわね、アイツ……って」
イチカ「命令すんじゃねーわよッ、バーローッッ」
ロミオ「う、うお、お・・・」
マリン「…二度までも私の親友に手を出すか。 八つ裂きになってから後悔しろ、木偶がッ!!」
マリン「(剣を抜き、修羅の形相で構える)」

ギグル「(高笑いと共に、巨大な刀を抜く。ルリの髪がゆらりと揺れる)」

イチカ「……ったく、こーゆーシリアスはアタシのガラじゃねーっつの。」
イチカ「マリン、だっけ。ロミオのフォロー、頼むわよッッッ」
マリン「…お任せを!」

ロミオ「・・・おおおぁああああアアアアア!!!」
シャムシール「うわあ、ロミオさんおっとこらしー!」



(ギグル・グンネガム討伐。助太刀にと現れた、グンネ・ギンナガム諸共に撃破する)



ギグル「(巨大な体躯を揺るがしたその手から、ずるりとルリの体が落ちる)」

イチカ「あ……」
ロミオ「ルリ!!」
フレイ「……っル…っと、(飛び出して受け止めようとして、ロミオを横目に見てブレーキをかける)」
ロミオ「・・・ルリ!ルリ!!(抱き上げると、爪もそのままに抱き上げ」

ギグル「……おの、れ。貴様、きさま、その、ちから、は……」

イチカ「小さきモンの力よ。」
イチカ「それ以上でもそれ以下でもない。」
イチカ「でしょ? (マリン振り返り」
マリン「…ええ、そうですね。 「ロミオくんの」力です。」

ギグル「(膝を付いて二人の言葉に歯噛みをすると、青黒い靄の中に消えていく)」
ギグル「……このままでは……終わらぬ……、……」

イチカ「あー、できればそれ、ダウンロードコンテンツでお願い。買わねーから。(頭ぽりぽり」

ギグル「(完全に気配が消える)」

ロミオ「・・・ルリ・・・!!(敵には目もくれず、呼びかけ続けている。ルリの体は、酷く冷えきっている)」
フレイ「……(ルリをロミオに任せ、周りの気配を探って安全確認をし始める)」
シャムシール「……ひとまず、お姫様救出ってところですかねえ。(周囲を見回しつつ)」
シティサス「(いつでもレスタを発動できるよう準備)」

ルリ「………… (ぐったりとロミオの異形の腕に身を任せたまま、微動だにしない)」
ロミオ「・・・み、みん、な。ルリが、冷たい…」

フレイ「……な、……っ(急いで駆け寄り、手袋を外してルリの手に触れる)」
イチカ「どういう事?」
シティサス「……そんなっ!」
マリン「そんな…! 今手当てを!」
シティサス「(レスタを試み)…くそっ…効かないのか…!?」
イチカ「って、脈はあンの?」
ロミオ「・・・ぐ、うう!!る、り!なん、で!!(歯噛みすると、変容が進んでいく」
フレイ「………、…この冷え方、……なんか……あっ、おい、ロミオ、落ち着け!」
イチカ「ッッ」
ロミオ「うあ!あ、あああ!!(身体がみしみしと音を立て続ける」
イチカ「……てめッ」

イチカ「(ロミオの襟首を掴み……」
ロミオ「・・・ぐ、うぁ・・・?」
イチカ「(平手を振り上げ、振り下ろす」
ロミオ「・・・う、う・・・?」
イチカ「落ち着け、バーローッッ、でねーとアンタ死ぬわよッッ、アークスの討伐対象になってッッ」

ルリ「……っ…… (シティサスのレスタをうけ、しばらくしてから、ぴくりと瞼が動く」
フレイ「くそ、ルリじゃなきゃ……、…あっ?おい、待て、ロミオ! ルリが今…っ」
シャムシール「ロミオさん、待った、今ルリさんが…!」

ルリ「………………な、んのぉと……」

マリン「ルリ…! 今処置します、聞こえますか…!?」
ルリ「…………さ、む……」
フレイ「(マリンを手伝うようにルリの体を支えつつ、コートを脱いで冷えた体にかける)……ルリ、おい、聞こえるか、しっかりしろっ」
イチカ「……って、痛ぁ~。(涙目/頬を打った手を押えて。」
シティサス「……よかった、意識が」
フレイ「お前の声じゃないと、この馬鹿、聞いてくれねーんだよっ……ロミオを落ち着かせてくれ…っ」
シャムシール「……。(ロミオの様子を注意深くうかがいつつ、ほっと息を吐く。)」
ロミオ「・・・る、りぃ・・・(先程より落ち着きを取り戻し、しかし血走り紅く光る眼でルリを見つめる」
ルリ「………… (その声に、ふっと瞼をあけ、マリン、フレイ、そして周囲の顔をゆっくり見渡したあと、ロミオを見つめる)」
イチカ「……」
イチカ「ふん。」

ルリ「………………あぁ。……また、そんなに……おこ、って」
ロミオ「だって・・・ルリ…」
ロミオ「・・・ルリ、が・・・(涙のように一筋、ヒビが入る」
ルリ「…… (冷えきった手を、掛けられたコートの間からぐったりと伸ばし、そのヒビに触れる)」
イチカ「だっても案山子もねーわよ。躾けるのにマジ苦労……ヒビ?」
イチカ「……」
ルリ「……だいじょうぶ。……おいで、ロミオ」
ロミオ「・・・う(先程より傷痕が目立つようになった右腕をルリに差し出し」
フレイ「(僅かに顔を背ける) ……っ」
ルリ「…… (防具の裾から、甲に傷が見える左手を差しのべ。その異形の手と握り合わせる。すると、きんと、白く傷が発光する)」
ルリ「……ちゃんと、は……はずかし、から。……また、あとでね……」
イチカ「その光……さっきの……」
イチカ「……」
フレイ「…… oO(ニオイが……薄らいでいく)」

イチカ「じゃなくてッッ」
イチカ「非モテ。」
イチカ「これどーゆー事よ。」
イチカ「割とイチカちゃん的には未知の事象なんだけど。」
ルリ「(脈動する光を放ちながら、頭をくわんくわん揺らす) ……ああ……イチカさんの、こえ……けっこうひびく……」
イチカ「ぅ、あ、う……」
イチカ「ごにょごにょ……」
フレイ「(イチカを見て、なるべく抑えた声で)……俺にもわかんねえよ。……とにかく、どうにかなったってことだけしか」
イチカ「……どうにか、ねェ。」
マリン「…お互いが無二の存在ということですよ、イチカさん。」
イチカ「って、んーなリア充的な内容で納得できるかっつーの。メイド。」
シャムシール「oO(トリガーは…ルリさんか…。終息してるのか…)」
フレイ「………無二、か。 ……(呼吸しやすくなった、という様子で深呼吸を繰り返し)」
ロミオ「・・・・・・ん(ルリの光に合わせる様に、傷痕が鈍く光る。やがて赤黒い靄が溢れ、散り始める」
ルリ「…………今度はきこえなく、なった…… (ぶつぶつ呟きながら、光を発し続け。それはその靄を散らしながら、集束していく)」
ロミオ「ふ・・・っ・・・(やがて翼や手甲も崩れ、灰のように散っていく」

イチカ「無二だかなんだか知らないけど。」
イチカ「コイツがアタシらアークスの天敵だっつーのは、ぬぐい去りようのない事実だと思うけど?」
イチカ「その辺りの説明責任はどうすんの?」
イチカ「いっとくけど、ロマンチズムで解決、納得できる話じゃねーわよ。」
イチカ「それに相手がどうであれ、ルリの救出の一助になるなら、猿の手でも使うわよ。」

シャムシール「…でも、イチカさんだって放り出さなかったじゃないですか。」
イチカ「云ったでしょ、数の暴力。」
シャムシール「へー、まあ、そういう事にしときましょう(にまーっと笑っている)」

フレイ「……でも、アークスでもあり、ヒトでもあるだろう? ……少なくとも俺は…こいつを、こいつらを信じるつもりだ」
フレイ「……(イチカ以外の、周りの顔を見回し)…お前らは?」

マリン「(イチカに向き直り目を合わせ) 私にとっては、彼は「ロミオくん」… それが事実です。アークスなど関係ありません。」

シティサス「んーー…ちょっと特別なのは、わかるんだけど」
イチカ「そうよ、そうそう。云ってやりなさいな。シーの字。」
シティサス「(ルリ・ロミオの表情を見ながら)………」
シティサス「………やっぱり、敵、には…できないんだよねぇ…」

ルリ「…… (一通り浄化が終わったのを見届けると、ぐったりとロミオの肩にもたれ、会話を聞いている)」
ロミオ「・・・皆・・・(周囲の会話にようやく耳を傾け」
ロミオ「・・・・・・ありがとう」
イチカ「……。」

マリン「認めないのは勝手ですが… 敵として相対するなら、たとえあなたでも剣を向けさせて頂きますよ、イチカさん。」
フレイ「……(イチカを見る)……まあ、ご覧の通り、ここにいる奴らは少なくとも、弾劾する気はない。 …あとはお前が、」
フレイ「……黙っていれば、それで何も問題はないな? (ほんの少し、威圧するように唇を吊り上げ)」
イチカ「本気で云ってンの?」
ルリ「………… (場にそぐわない、くすくすと軽やかな笑い声) ……フレイさんも、マリンも……あんまり、短気にしないで……」
フレイ「(笑い声に、ルリを見下ろし、微笑んだまま熱を移すようにルリの手を握る)…大丈夫だよ、別に攻撃しやしないさ」
ルリ「………… (フレイに微笑むと、頷く。体温が徐々に戻りつつある)」

ロミオ「・・・イチカ」

イチカ「なによ。」
イチカ「とりあえず、アンタ自身はどうなのよ。ロミオ」
ロミオ「・・・あんたのいう事は、もっともだ。」
イチカ「当然。」
ロミオ「・・・だけどな。この、仲間たちが・・・」
ロミオ「僕がロミオであることを、許してくれてる」
イチカ「……。」
ロミオ「・・・そして僕は、ロミオであり続けなきゃいけない」
イチカ「その仲間の声に、アンタは耳を貸したの?」
ロミオ「・・・僕は、ロミオだ」
イチカ「それはその子が居なくても?(ルリを顎で示し。」
ルリ「…… (イチカを見る)」
イチカ「その時になっても、同じ答え出せる?」
イチカ「アンタが云うトコロの、くだらない謎かけ、とやらに対して。」
ルリ「……ふふ」
ロミオ「・・・何度も言わせるな、イチカ。」
ロミオ「僕は、ロミオ・ヴェネダレッタ。」
イチカ「……。」
ロミオ「それ以外の何者でもないし、何者にも・・・ならない。」
イチカ「はぁ。」

イチカ「オーケィ。」
イチカ「数の暴力って残酷よね。ホント。」
イチカ「ま、信じてあげるし黙認してやるわよ。」
ロミオ「・・・ふ」
ロミオ「・・・ありがとう、イチカ」
イチカ「お礼よりおせちよこしなさいよ。」
マリン「(固めていた緊張をやや解き)……ありがとうございます…本当に。」
ルリ「………… (心地良さそうに目を閉じると、再度開き)」
ルリ「……おせちだけで、いいんですか?」
イチカ「……」
ルリ「……ローストビーフ……」
イチカ「ご馳走的オプション全部。」
ルリ「ふふ。………買収、成功……」
イチカ「ふ、ふん。今回だけよっ、今回だけ……って、よだれよだれ(じゅるり」
シティサス「(安堵した表情で皆を見る」

ロミオ「・・・皆も、すまない」
ロミオ「・・・僕は、こんなだけど・・・」
シャムシール「いいえー、力になれたようで良かったです。……まあ、王子様はもうちょっと、」
シャムシール「我慢をおぼえた方がいいかもですね。(可笑しそうに笑う。)」
ロミオ「・・・う」

フレイ「oO(もしもこいつが、ロミオじゃなくなったら……その時、は。………でも、そんな時は来ない。…来ないで欲しい)」
フレイ「(ルリの手を握ったまま、ほんの少しの間だけ、祈るように目を瞑り。目を開くと、ロミオの言葉を待つ)」

ルリ「………… (くすくすと軽く笑う)」
イチカ「……ま、ガマンっつーか聞く耳、つーか、ねェ。」
ロミオ「・・・そこはまぁ、大目にみてくれよ・・・」
ロミオ「・・・しょうがないんだ。それが僕だから・・・」
シャムシール「ええ、勿論ですよ。…応援してますよ、王子様。(茶化すようにまた笑って。)」
イチカ「それが僕ってねェ……って」
イチカ「……ボク?」

いちか.png
イチカ「ん? ん?」

ロミオ「・・・・・・」
ルリ「……ふふ。緩みすぎ……」
イチカ「プークスクス」
ロミオ「・・・嫌な顔で笑うな・・・」
イチカ「くひひ、アンタのその顔見る為だったら、つーね」
ルリ「……イチカさん」
イチカ「お、おう」
ルリ「……いじわるしてると……ニンジンケーキなくなりますよ……」
イチカ「えっ」
イチカ「なにそのイニシアチブ。」
ルリ「ふふ。……シティサスさんのところで……とれた新鮮なやつ……つかってて、おいしいのに」
ロミオ「生ニンジン食ってろ・・・ふん。」
イチカ「んぐ」
イチカ「ま、まあ、アタシの食生活の為に、程々にしといてやるわ。」
シャムシール「ニンジンケーキかぁ…おいしそうですね。(いいなーって顔。)」
シティサス「(照れくさそうに頬をかく)…それじゃあ、次はイチゴでも育てようかなあ…」

フレイ「oO(……それに、しても。……さっきの冷え方…外傷・内損による体温低下というよりは……氷を当てられたような………)」
フレイ「oO(気のせい、か?……)(考え込んでいるうちに、無意識にルリの手を擦っている)」

ルリ「……ん? (可笑しそうに笑いながら、軽くフレイの手を握ってみる)」
フレイ「(はっとしてルリを見、握っている手を見、慌てて放して立ち上がり、誤魔化すように握っていた手を振る)」
ロミオ「・・・・・・普通のケーキの方が良いな・・・甘いやつ(ちらりとマリンを見る」
ロミオ「・・・クリームたっぷりなやつ・・・」
イチカ「……」
イチカ「……コイツぜってーダーカーとかの前に糖尿でどーにかなるわね。」

マリン「(視線に気付くと笑みで応え) …ふふ、疲れたでしょうから、甘いものが必要かもしれませんね。」
ロミオ「うん…うん。ふふ」
マリン「帰還したら、全員の分を焼きましょうか。」
イチカ「お、キタコレ。」
ルリ「……? (フレイに笑顔を向けて首を傾げると、そっと目を閉じてロミオにもたれ)」
イチカ「……で。」
ルリ「……マリン……私、ココアがいい……」
シティサス「だったら、私はお茶も」
フレイ「ケ、ケーキかあー。いいなーそれ、うんうん(ロミオが気づいていない様子にほっと息をつきつつ)」
シャムシール「俺もケーキ欲しいですーいちごも。(ちゃっかりクレクレ)」
ロミオ「・・・そういう事なら、戻ろうか・・・の前に、ルリは一応メディカル、な・・・(ぽん、とルリの頭を撫で」
マリン「ふふ、お任せください。」
イチカ「非モテ、任務のほーはどーなったン?」
イチカ「乙女の柔肌さすってないで仕事しろっつーね」
フレイ「………ん? ああ…任務……(忘れてた、という顔で)……さすってねーよ!」
ロミオ「? 」

いちか.png
イチカ「ふーん」

ルリ「?? (首傾げ)」
イチカ「ま、いいけど?」
ロミオ「アニキ?(クワッ」
フレイ「………ロミオ、気のせいだ。気のせい。お前は何も知らない、オーケー?ほらっ、帰るぞ! ルリを診せるんだろ」
ロミオ「?・・・ま、戻ろうか」
ロミオ「・・・変なアニキ」
フレイ「(ジト目でイチカを見)………お前だけ素行不良で報告書出してやる…」
イチカ「ちょ、おまッッ、職権乱用ッッッ」
イチカ「ンなんだからモテねーだっつーの、バーローッ」
フレイ「うるっせーなお前はもう始めっから! マジでケーキ無しだぞお前! ほら、撤収撤収!(シャムとシティサスの背を押す)」
シティサス「お っと おおおおお…!?(足をもつらせながら前へ」
ルリ「(くすくす笑って) ……マリン……あのね、マシュマロも入れてね……」
マリン「ふふ… ダメですよ、あなたはまず体の心配をしないと。」

シャムシール「フレイさんも、メディカルいっといた方がいいんじゃないですか?…お節介かとは思いますけど。」
シャムシール「(道中の様子思い出して、少し首かしげる。)」
フレイ「(と、シャムシールの言葉にぴた、と止まり)」
イチカ「ん?」
マリン「フレイさん…?」
イチカ「メディカルよか風ぞ……お、おう。」
フレイ「……あーメディカル…はは……ま、大丈夫大丈夫、怪我とか、病気じゃねえから。な」
フレイ「マリンも、心配しなくて大丈夫だから。ケーキ焼いてくれよ、皆お待ちかねだろ」
マリン「…… (軽く頬を朱に染める)」
シャムシール「……。なら、いいんですけどね。(フレイに少し笑み)…じゃあ俺もケーキ楽しみに戻りますかねえ。」
フレイ「ほら、帰ろうぜ (もう一度、男二人の背を押し、今度こそ帰ろうとする)」
イチカ「ん、ああ。」
イチカ「溜まってるだけっつーね」
イチカ「くひひ。」
ルリ「oO(……溜まる……ストレスかな……)」
フレイ「イチカ、お前後で一発殴らせろ。な」
イチカ「うわっ」
イチカ「いくら溜まってるからっておま……直接的だろ常考」
イチカ「きゃーこーわーいー(棒読み」
フレイ「………だめだ…コイツ関わらない方が安全なタイプだ……(空を仰ぎ長く溜息)」

ロミオ「・・・さ、立てるか・・・ルリ」
ルリ「…… (無言でロミオの首に腕を回し)」
ロミオ「ん・・・いつものな(周りを見回しつつ」
ロミオ「(ひょいとルリを抱き上げる」



トラブルはあったものの、任務に着いたものは全員、無事に帰還。
マリンのケーキに舌鼓を打つのであった。


  • 最終更新:2015-02-20 17:14:13

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